「STOP COPD (慢性閉塞性肺疾患)」検診のご案内

~喫煙者の方へ! あなたの肺は健康ですか?~

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、最初は息切れや咳、痰などありふれた症状なので気づきにくい病気です。放置すると、常に「溺れるような」息苦しさに見舞われ酸素吸入が必要になるなど、QOL(生活の質)、QOW(働き方の質)が大幅に低下します。COPDの原因の9割はたばこです。「STOP COPD」検診では、肺の機能や画像を調べることで専門医があなたの肺の健全度をチェックします。喫煙者の方は、是非ご受診ください。

検査項目及び料金等

検査項目

スパイロメトリー、胸部CT、胸部レントゲン検査、問診

料金

22,000円(税別)

お問い合わせ先

お電話(042-401-2938)または、受付窓口まで。
まずはお気軽にお問い合わせください。

COPD Q&A

COPDとは、どんな病気なの?

たばこをはじめとする有害な空気を吸い込むことで肺に炎症が起き、気道が狭くなったり、酸素と二酸化炭素の交換を行う「肺胞」が壊れたりする病気です。肺の炎症は全身にも影響し、心臓病、胃潰瘍、骨粗しょう症などを引き起こすこともあります。COPDのために壊れた肺は元には戻りませんが、早期に発見し治療すれば、病気の進行を食い止め生活の質を維持しながら過ごしていくことは十分可能です。

仕事への影響は?

COPD患者さんと健常者とで、1週間の総労働損失時間を比較した研究では、健常者15.8時間に対し、COPD患者さんは19.9時間と25%ほど長いという結果が出ました。慢性的な咳や痰、呼吸困難があれば、当然、働き方の質にも影響が出てきます。

患者さんは多いの?

日本でCOPDで病院にかかっている人は26万人程度です。しかし、病院にかかっていない人も含めると、500万人以上と推計されています。また、日本人の死因の第10位を占めています。決して珍しい病気ではありません。

禁煙は必要ですか?

COPDの予防のためには禁煙が必要です。40歳以上で喫煙歴のある人は、COPDになる可能性が高いので検査をされることをおすすめします。すでにCOPDになっている人は、病気の進行を食い止めるため、薬物治療とともに必ず禁煙してください。
 

※「クリニック便り(COPDについて)」もご参考下さい。